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こんばんは。

上板橋の学習塾、久賀塾の久保田です。

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塾の屋上の様子です。


本日はいよいよ都立の高校入試でした。

久賀塾の大事な一期生たちが、これで全員いったんは受験を終えることになります。

今年は神奈川県立を受ける生徒もいたので、すでに1人抜けた状態で今週は過ごしていましたが…本当に受験生が全員いない教室は今日が初めてです。


それぞれ、志望校を決めるまでにもいろんな道のりがありました。

行きたい高校ってそもそもなんなのかが分からない生徒。

自分がこれからどれくらい伸びるのかが不安で、決めきれない生徒。


志望校と言うのは本当に難しい選択です。

大学ならまだしも、まだ15歳のうちに自分がこれからどんな環境で3年間を過ごすのかを決めるというのは大変な事だと思います。


だからこそ私がいつも生徒との面談で言うようにしていること。

それは、行きたい高校を決めると言うのは「自分の人生を決める権利がある」ということです。


義務教育である中学生までは、子どもを庇護するのは保護者の役目ですね。

寝る場所を与えたり、ご飯を食べさせたり、学校に通わせたり…大人が『しなければならないこと』です。

では高校受験はどうでしょうか。

高校までは普通行くものだろう、と思っている子がほとんどかもしれません。

でも、本当は高校からって、『受けさせてもらって、通わせてもらう』ものです。


義務教育が終わるということは、就職して自分で衣食住を確保していける年齢になったよね、ということです。

受験して高校に通っても良いよ、と言ってくれる保護者と環境があって初めて成り立つのが高校受験。


難しいのは、高校受験をするほとんどの場合、学費を払ってくれるのは保護者だと言うことです。

それでも、その高校に実際通って毎日を過ごし、自分の糧とするのは生徒本人。

だからこそ、志望校をどこにするかというのは綿密に打ち合わせをする必要のある問題なんですよね。


通う本人の気持ちと、保護者の期待と想い。

学費、受験費用、塾の月謝…行きたい!受けたい!だけでは進まない話も山ほどあります。

そんな状況で、「どこに行きたいの?」と聞いてもらえることに、まずは感謝をしてほしいなと思っています。

実力より上の高校を上げた時に、「そこに向けて頑張れる?」と聞いてくれることにはもっと感謝してほしいです。


全力で頑張りますから受けさせてください!くらいのもののはずですからね、本来、高校受験というものは!


前時代的でしょうか。

確かに今の世の中、高校は普通に行くもので、もっと言えば大学だって行くものだろうというのが一般的になってきたのかもしれません。

就職や将来の学歴のことを考えると、親がそうしてくれて然るべきだろうと思う子どもたちすらいるんだろうと思います。


そうです、その通り、「みんなそうしてもらってる」かもしれませんね。

だからと言って…「勉強してあげてる」「塾に通ってるんだからいいじゃん」「勉強しろってうるさい」という態度になるのだけはお門違いですよ、と思う私です。


中学1・2年生のみなさん。

志望校は「自分の人生を決めていい権利」です。

都立入試が終わった今日だからこそ、ぜひ一度考えてみてくださいね。


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