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こんにちは。

上板橋の学習塾、久賀塾の久保田です。


ESAT-Jが少し炎上していましたね。

テスト内容は英語力をはかるのに割と良くできているなあ、と思っていましたが、現役の中学生を見ていると、実際にこれが解けるかと言われるとかなり厳しいのではないかと思っていました。


今回、難易度も問題になっていましたが、先生として「それは論外だろう」と思ったのはカンニングについて。

前後半で分かれて、同じ内容の試験を実施したようですが、会場によっては試験実施会場が近くて前半組の答えが丸聞こえということがあったようです。

また、とんでもないのは、「前半組が後半組の待機場所に戻ってきたので、試験内容を教えてくれた」ケースがあったという声があがっていること。


本当にそういうケースがあったとしたら、それはもう試験として機能していませんね…。

事前に試験問題を聞けた人とそうでない人がいる試験で、全員が一律に獲得した点数で判断されてしまうのは不平等にもほどがありますから…。

真偽のほどは定かではありませんが、どうなるのやら、ニュースを追っていこうとは思います。


さて、そんなESAT-Jが実施されたのも、ひとえに国全体として「英語こんなに勉強してるはずなのに喋れる人少なすぎだろ問題」が明確化されてきたからだと思っています。

実際身の回りに英語が喋れる人って何人いるでしょうか。

中学までの義務教育で、本来であればある程度のコミュニケーションがとれるだけの文法事項は身につけているはずですが…。


やはりいまだに「英語喋れます」というのは特殊技能扱いされていますね。


私はオーストラリアに住んでいた時、日本語で会話している旅行者をよく見かけました。

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あっ、これはたまに見かけた謎の日本語が書かれているTシャツですね。


正直、ほぼ100%の人たちが「ディスワン!プリーズ!ハウマッチ!オーケイ!」のレベルでゴリ押している光景ばかり見ました。

当時の私はずいぶん尖っていたので、「勘弁してくれ…」となぜか恥ずかしい気持ちになっていました。


今思えば、むしろ自分の知っている単語でコミュニケーションしようという意志があること自体すごいことですね。

恥ずかしくなって黙ったり、日本語で押し切ったりしていないのですから。


悲しかったのは、自己紹介で日本人だと言っただけで突然簡単な英語でゆっくり話されたり、なんなら「じゃあ英語は苦手だろうからここでは働けないね」と言われたりしたこと。

例え親しくなっても、「日本人なのに英語が喋れるんだね!」と驚かれたりしました。


違うんです!教育としては十分受けているはずなんです!

私はとくに留学もせず、英会話教室にも通わず、普通に受験勉強だけしながら自分で発音を練習していたら喋れるようになったんです!

と何度も説明した記憶があります。


何が言いたいかと言うと、本当はみんなもそうできるはず、ということ。

ただ、そのために学校の教育をどう生かしたら良いかが分からないがゆえに、机上の英語だけが上達してしまっているのだと思います。

せっかく勉強しているのだから、言語として使えるようにすべく、久賀塾では英語を教えています。


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