こんばんは。
上板橋の学習塾、久賀塾の久保田です。
オタクという単語が世に出てからずいぶん経ちましたね。
昔は『オタク=アニメ好き』と言った偏見がありましたが、今は『ジャンルを問わず何かを猛烈に好んでいる人』のことを表しているように思います。
私の見解ですが、オタクというのは、ある種の才能だと思っています。
※そもそもこの文章を書いている久保田が根っからのオタクだということを念頭に置いて続きをお読みください。
物事を異様に好きになることができる、というのは才能であり性質だと思うんです!
もちろん暴走は良くないですが、人に迷惑をかけない範囲でどっぷりと何かを好きになるのは良いことだと思います。
私のエピソードをいくつか書きましょう。
人生で一番好きな漫画、アイシールド21を全盛期で愛していた中学生の頃。
妹も同じくらいこの漫画を好きだったので、事あるごとにお互いの知識を試しあう謎のクイズを出し合っていました。
「じゃあ…モン太のフルネームは」
「雷門太郎」
「…ですが、背番号とポジションは?」
「80・ワイドレシーバー」
「正解!」
車の後部座席でこのような会話を繰り広げる姉妹を、運転席の母はどう思っていたのでしょうか…。
最終的にはデータブック(選手の細かい設定が載っている本)を手に入れ、初めての一人暮らしの時も一緒に上京しました。
また、宝塚歌劇『エリザベート』という舞台にハマった時は…。
台本は同じまま、キャストを変えて繰り返し上演されるミュージカルだったので、まず歴代の作品のDVDをすべて叔母に借りました。
全部で8公演くらい…1公演あたり3時間の舞台ですが、何度も何度も観ました。
前半1時間半分くらいのセリフと歌詞を丸暗記するくらい観ました。
もちろん後半も要所要所で覚えていますので、やれと言われれば今でも『エリザベート』要約編をお見せすることができますよ!
1人きりでDVDを観るために朝4時半に起き、学校から帰ってくるとリビングで開演アナウンスからすべてを再現しだす私のことを、キッチンの母はどう思っていたのでしょうか…。
ここまで読んでタイトルの意味が分かったと思います。
そう、『オタクは時にひどく賢い』んです!
一番効率よく好きなものを摂取するために、常に最短で最善の道が見えているのがオタクというもの。
子どもたちが「ゲームが好き」「サッカーが好き」「アイドルが好き」と語ってくれることがあります。
私はそれがすごくすごく大事なことだと思っています。
人間、好きなものならなんでも頑張れるんですから!
だから、趣味や好きなもののことを所詮遊びだと一蹴せず、それにのめり込むことのできる才能があることをぜひ喜んでください。
オタクって賢いんですよ!
だってほら!こんなエピソードのある久保田も、いまや先生なのですから!
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