こんにちは。
上板橋の学習塾、久賀塾の久保田です。
大人として子どもに対峙する時、やっていいことと悪いことを教えるタイミングがあると思います。
人に石を投げてはいけないとか、お金の貸し借りをしてはいけないとか…。
そういう大きな社会のルールについて教えるのをためらう人はなかなかいないでしょう。
誰がどう見たって、教えてあげたほうが良いことだからです。
もしお店のものをお金を払わず持っていこうとしていたら、それがただそこですれ違っただけの子でも、必ず声をかけるはずです。
ではこういった大きなルールの逸脱ではないものはどうでしょう。
ファミレスで隣のテーブルに座った中学生3人のグループに、
「肘をついて食べてはいけないよ」
と口を出しますか?
たまたま同じバス停でバスを待っている小学生に
「背筋を伸ばして立ったほうが良いよ」
と話しかけますか?
当然やらないですよね。
不審者ですもん、そんなことしたら。
それに、それらの小さなことって基本的には親が教えるべきもの。
他人がわざわざ口を出すほど緊急性の高いものではないから、街でそんな風には声はかけませんね。
塾の先生はどうでしょうか。
これは本当に先生によると思いますが、私たちはなるべく言いたいな、と思っています。
どんな小さなことでもです。
椅子に座る姿勢が悪い時。
目を見て話を聞かない時。
挨拶をしていない時。
返事をしない時。
ふてくされた態度をあからさまに全面に出している時。
1分の遅刻が続く時。
然るべきタイミングで敬語を使っていない時。
これらは、相手が高校生ならほとんど言いません。
半分大人ですから。
でも中学生までなら、これらの『小さな失礼』について口を出すことは非常に多いです。
もちろん腹が立つからではありませんよ!
そこを履き違えてはダメです。
これらを見逃して、特段良くないこととして捉えないまま大人になってしまうと、将来確実に苦労することが目に見えているからです。
働くようになってから、椅子にめちゃくちゃ浅く腰掛けて、あからさまにやる気のない態度でペンを回し、挨拶もせず返事もしないでいたら…普通に大問題ですし、クビになりますね。
でもそれを一度も注意されたことがなければ、なんで悪いかが分からない、とても可哀想な大人になってしまいます。
だから、どんなに嫌な顔をされても、先生として対峙しているからには言わなきゃいけないですね…あぁほら、靴は揃えて!
ランキング参加始めました!
面白いと思ったらぜひクリックしてください↓
にほんブログ村
塾教育ランキング
2つともクリックしてくれたっていいんですよ~!
コメント