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こんにちは。

上板橋の学習塾、久賀塾の久保田です。



子どもの頃、周りに『口うるさい大人』っていませんでしたか?

そんなこと分かってるよ!と思うようなことを再三怒鳴ってくるような…。


それは親だったり、先生だったり、街の人だったりしますね。


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子どもには子どもの世界があって、そこはとても狭くて不自由なものです。

大人が思っているよりずっと先のことなんか考えられていなくて、今その一瞬をどのように生きるか、ということしかない。

『今』自分はどうするか、が最も大切で、大人になるにつれて、その行動による結果について思考が及ぶようになるんだと思います。



だから、大人に何かを言われても、子どもからしたら

「大人は分かってない」

としか思えない時期があるはず。



それでも、大人たちには子どもを叱らなければならない瞬間があります。



命の危機を招くような行動をした時はもちろんですよね。

道に飛び出すとか、高いところに登るとか。


そして、冒してはいけない社会のルールを教える時もです。

お金を払わないとものを買えないとか、時間を守らなければならないとか。



しかしこれを教えるのが大変難しい。

子どもって小さい頃は何度言っても道路に飛び出してしまいます。

目の前のことに全力だからですね。



社会のルールを教える年齢になる頃には、反抗期が来ていることが大半です。

だから、大人が『子どものために』と口酸っぱく言っていても、とんでもない態度を取ることがよくあります。

怒っている側もいくら大人とはいえ、

「いい加減にしろ、もうお前なんか知らない」

と思ってしまうこともあるでしょう。



命の危険はともかく、社会のルールについては、その重要性をしっかりと理解していなくても子どもは大人になれてしまいます。

買い物は親がするし、時間を守らなくても「コラ!」で済んでしまって、社会的な責任を負うこともありません。



しかし、そうして大人になってしまった子どもたち…社会のルールのほとんどについて、『どうにかなる』とだけ思っている子どもたちは、学校を出て突然社会人になれと言われて、果たして生きていけるでしょうか。


はっきり言って、かなり厳しいです。



でも子どもを叱るのって、大人には子どもを正しく導く責任があり、同時に、その子どもがどうか幸せになってほしいという途方も無い優しさがあるからこそだと思います。


だから、私は先生として働く上で、自分を『優しさの最終防衛ライン』だと思っています。


毎日子どもと対峙している親御さんには、

「いい加減にしろ、もう知らないからな」

という瞬間があるものです。



だからこそ、親ではない大人がだれか常に、本当にやってはいけないことについて教え続ける必要があります。

そこが最終ライン、私たち先生のいるべきところです。



うるせえと言われても、泣かれても、逆ギレされても、それでもひたすら子どものためだけに、彼らを叱り、ときにはじっと我慢させる大人。

そこだけは決してブレずに、今までもこれからも、先生をやっていこうと思います。


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