こんにちは。
久賀塾の久保田です。
昨日、わが家に参議院選挙の新聞が届き、夫とそれを眺めながら色々と意見交換をしました。
お互いに外せないと思っている条件を話し合ったりしていたら、深夜3時になっていました。笑
政治と言えば、オーストラリアにいた頃すごくショックだった出来事があります。
なんとなく政治や歴史の話になった夜のことです。
とても驚いたのですが…オーストラリアの人たち、自分の国の政治が今どうなってて、どこが悪くてどこが良くて、もっとこうしたいとかって意見をみんなちゃんと持っているようです。
当時23歳だった私は本当に驚きました。
10歳くらいの子でも、
「もっとこんな政治だったらいいよね!」
「こういうのは僕は良くないと思う」
とはっきり意見を言うんです。
恥ずかしながら、私は若い頃全く政治に興味関心がなくて…。
自分が投票したからといって何になるんだろう?とか、生活は変わらないし、と思っていたので、現行の総理大臣の名前くらいしか知りませんでした。
そのままオーストラリアに行ってしまったので、本当にカルチャーショックを受けました。
食べ物とか生活スタイルの違いより衝撃だったかもしれません。
それに、国の歴史についても同様です。
今まで会ったほとんどの人が、押しつけがましくなく、かといって謙遜するでもなく、自分の国の話を当たり前のようにしてくれました。
歴史にもすごく詳しい!いつどんな民族が来たとか、どこに占領されてたんだとか、みんな当たり前のように知ってる。
ラーメン、とんこつ派?しょうゆ派?くらいの感じで、政治とか歴史の話をしている!
友達と集まっている時、身構えるでもなく気軽に政治や歴史の話をするんですよね。
違う意見を持っていたとしても、それはそれ。
どうしてそう思うの?と真剣に意見交換をします。
でもディベートとかそういう雰囲気ではなくて…。
引用にも書いてますが、本当にラーメンの好みを聞くくらいの感じで話していました。
そして話題は当然日本のことに。
台湾から来たZolaも自分の国のことを話してくれました。
で、あなたは?って聞かれたんだけど、言えることがほとんどなくて…。
日本史習ったけどほとんど覚えてないし、政策とか法律なんてほんとにサッパリだし。
こんな広い国で、せっかくわたしの生まれた日本のことに興味を持ってくれたのに、と申し訳なかったです。
もっと言うと、
「Itsukiは自分の国でいいなと思っている政策はある?」
と聞かれたんだったと思います。
本当になにも言えませんでした。
だから正直に、ほとんど何も知らないんだよね、でもそれを恥ずかしく思うよって伝えました。
もっと勉強しなきゃね!と笑ってくれました。
知識を増やして自分の意見を持つこと、いつだって大切だし、忘れないでおこうと思いました。
Zolaはすごく素直に、
「興味がないって…Itsuki、あなた来年日本に帰るんだよね!?いま何が起きてるか知らないままで良いの!?」
と目を丸くしていました。
世界には200近くの国があって、それぞれに歴史と政治があって、人がいて、生活がある。
なのに私は自分が生まれて、これから暮らしていく国のことすら全然知らないんだなあ、と、自分の生き方を反省する良いきっかけになった夜の話でした。
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