こんにちは。
久賀塾の久保田です。
期間を空けてしまうと流れが分かりづらくなりそうなので、なるべく毎日ワーホリ日記は更新しつつ、通常記事も織り込んでいこうと思っています。
塾長の久保田にとって、オーストラリアで孤軍奮闘した1年間は人生の大きなターニングポイントであり、様々な挑戦に満ちています。
この記録はきっと、色んなご家庭にとって選択肢を広げる良いきっかけになると思うので…。
さて到着9日目にして、初めての仕事探しに繰り出しました。
オーストラリアのアルバイト探しは日本と全然違います。
ジモティーのようなアプリ"gumtree"で求人を探すのも手ですが、日本人向けには正直マッサージ店やスナックなどの仕事ばかりで、私のやりたいこととはかけ離れていました。
ではどうするか。
ショッピングモールやストリートにあるお店に片っ端から履歴書を配るんです。
「こんにちは、私日本人のイツキ!こっちは私の履歴書」
をひたすら繰り返します。
(そうそう、いまジブリの絵って著作権フリーで公開されてるんですよ)
ところが初日、私はその方法に全く勇気が出ず…。
今日ね、何もできなかった。
バカだな〜って思うけど、本当単純にビビってしまった!
英文の履歴書の印刷を忘れて手ぶらだったんですよね…。
いや…それを言い訳にしただけかもしれない。
後からシェアメイトのZolaに、「仕事探せなかったんだ」って言ったら、「履歴書なくてもいま求人があるかだけ聞いたら良かったのに!」と言われて、そうだよねと思ったから。
台湾人のZolaにせっかくショッピングモールまで案内してもらったのに、勇気が出ずに1つも声をかけられなかったんです。
とにかくやればいいってことは分かってたのに、レジの列に並んで
”Hi! Is there any job vacancy?"
って聞くのが恥ずかしくて、バカにされないかなとか笑われないかなって思っちゃってできなかったんだと思う。
今思えばいいから行けよ、ですが、ちょっと想像してみてください!
近所のイオンで1つずつのお店に手ぶらで入って、
「ここで働かせてください!」
を連発しないといけないんですよ!

しかし翌日、Zolaに食費の領収書を見せられてその金額に驚愕した私は、ようやく勇気を振り絞りました。
今日はショッピングモール中のカフェに履歴書を配ってきました。
手裏剣のように。
ハイ!仕事探してるの!今どう?あっないの!じゃこれ履歴書!よろしく!をひたすら。
仕事ある?って聞くと履歴書ある?って聞き返してくれる人が多くて、あーこれ普通なんだな!と実感しました。
踏み出してよかった!!
気分は忍者でした、ホントに。
この日は13枚配ったのかな、目につくカフェ全部に入っては手裏剣のごとく履歴書を配り、笑顔で挨拶を繰り返しました。
ゲームショップで働きたかったので、そこにも履歴書を放ったのですが…。
忙しかったようで、"Sorry, no." とだけ言われてしまいました。
悔しくて、「このお店で一番売れてるゲームはなに?」と聞きました。
そしたら「任天堂switchだね」と言うので
"I came from Japan, where Nintendo comes."
(私は日本から来たの、任天堂と同じ出身地よ)
と胸を張ってみました。笑
そしたら周りにいたお客さんが異様に盛り上がって…お店の人も
「履歴書見るからおいていっていいよ」と笑ってくれました。
ありがとうゼルダ、ピカチュウ、マリオ。
まあ結局、この日配ったところからは1つも連絡は来ませんでした。
まだまだ職探しの旅は続く…。
お金が尽きる前にどうにかしないと、と焦り始めた9日目のことでした。

頑張るからお仕事くれよお、の久保田です。
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